漢方薬剤師 白石光彦 ~街の薬局から日本の医療を変える!~

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土用のウナギの土用とは?

2019/08/26
 
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hikarudou21
「KAMPO煎専堂 光る堂薬店」薬剤師。 愛称は“みっちー先生“。1962年大阪生まれ。 子供の頃は小児喘息、大人になってからはアトピーで20年間苦しむ。 何度病院を変えても治らなかったものが、食を変えることと酵素断食で完治。腸の大切さに気づく。 以降「腸から始まる健康づくり」をテーマに光る堂薬店を運営。 健康セミナーや断食合宿、味噌作りなど“腸活イベント”を通じて腸の大切さを世に伝える。 酵素断食指導10,000人。人呼んで“酵素断食の伝道師”。

東洋医学の基本的な考え方として人は自然の一部である、大宇宙小宇宙と言った天人合一思想というものがあるということは以前お話しました。

今日はそこから発生した1つの法則である五行説についてです。

五行説は陰陽論と並んで東洋医学の根本となる理論で、2つを合わせて陰陽五行説とも言われます。

これは自然界にあるすべてのものを「木・火・土・金・水」の5つのグループに分類し、それを自然現象や人体にも当てはめていく考え方です。

詳しくは五行色体表を見ていただきますが、今日はその中で人体を考える中で根本のなる五臓や五臓が属する季節である五季などの話です。

五臓とは「肝・心・脾・肺・腎」の五つを指しますが、これは単に西洋医学の臓器を指すのではなく、人間の全身の生理機能を分類したものになります。詳しくは別の機会にお話します。

 

今回お話ししたいのはここから先です。今までのは前ふりね。

この季節「土用のウナギ」ってよく聞きますよね?

土用の丑の日はウナギを食べよう、とか。平賀源内のアイデアとかいう話もありますが、この土用とはどういう意味でしょうか?

土用とは季節のことです。

といってもピンと来ませんね。

季節と言えば春夏秋冬ですが、五行はこれに肝心肺腎を当てはめてました。

そして残りの土を季節の終わりの18日間に当てはめました。

これが土用です。

もう少し正確に言うと立春・立夏・立秋・立冬の前の18日ね。

だから土用って4つあるんですよ。

一般的には立秋前の18日の夏土用を言うことが多いですが。

季節の変わり目には体調を整えようってことですね。

 

明日8月8日は立秋です。

この暑いのにどこか秋かお怒りになる人もいるかも知れませんが、暦の上の話ね。

てか最近は気候がおかしいからもうちょっと先と考えた方がいいでしょうが。

ようするに今は土用の真っ盛りってことね。

だから季節の変わり目に体力つけるためにウナギを食べよう、てのが土用のウナギってことなんです。

ちなみに丑の日は十二支の丑ね。

昔は月と同じように日も十二支で数えたのです。

 

というわけで土用のウナギは理解してもらったと思いますが大事なのはここからね。

土用は五臓では「脾」に当たるということです。

脾とは胃腸の働きのことね。

ようは土用は胃腸に気をつけましょう、ってこと。ウナギ食べたらいいってもんじゃない。

暴飲暴食

とくにいくら暑いからって冷たいもの摂り過ぎると必ず秋口に体調崩すよ。

最近は夏バテより秋バテなんて言うし。

あと便秘や秋に花粉症起こす人もこのタイプが多いです。

体調崩してから騒ぐよりなる前に養生で体を整える、これが漢方の考えなのです。

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hikarudou21
「KAMPO煎専堂 光る堂薬店」薬剤師。 愛称は“みっちー先生“。1962年大阪生まれ。 子供の頃は小児喘息、大人になってからはアトピーで20年間苦しむ。 何度病院を変えても治らなかったものが、食を変えることと酵素断食で完治。腸の大切さに気づく。 以降「腸から始まる健康づくり」をテーマに光る堂薬店を運営。 健康セミナーや断食合宿、味噌作りなど“腸活イベント”を通じて腸の大切さを世に伝える。 酵素断食指導10,000人。人呼んで“酵素断食の伝道師”。

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